おそらく桑名で一番有名なかき氷屋さんでしょう。
石取祭の中心春日神社のすぐ横にあるかき氷店、しろざけや茂三郎です。
石取祭の日は長蛇の列ができるのでも有名。
ふわっふわに削られた氷が口の中でほどけます。
氷の温度が高めなので頭がきーんと痛くなりにくいのも特徴。
地元の方にとても愛されているお店で、暑い週末の日にはひっきりなしにお客さんが入れ替わります。
夏、桑名に遊びに来たら、ぜひしろざけやのかき氷は食べてほしい!
駐車場の情報も簡単に書いておきたいと思います。
しろざけや茂三郎はこんなお店
しろざけや茂三郎は、先代の頃からこの桑名の地で親しまれています。
夏になると連日桑名民がかき氷を食べにくる、桑名に根付いたお店。
近くに長栄堂という和菓子屋さんがありましたが、長栄堂もかき氷がおいしくて、この付近では長栄堂としろざけやで人気を二分しているイメージでした。
しかし、残念ながら長栄堂は先日閉店してしまいました。
とても残念。
まだまだたくさんのかき氷提供店が桑名に増えていますが、とりあえずかき氷と言えばしろざけやというイメージは、多くの桑名民が持っていると思います。
しろざけやは、外観を見ていただくと分かるように小さなお店。
しかしその人気はすさまじく、特に石取祭の日には、しろざけやのかき氷を食べようとする人たちで長蛇の列ができあがります。
また、かき氷が有名なお店ではありますが(公式HPにもかき氷専門店とありますが)、五平だんごやみたらしだんごなど、甘味も売っています。
営業時間については、なんと7月と8月は無休ということで、夏休み中いつ行ってもおいしいかき氷をいただくことができます!
店長は創業150年以上の歴史を誇る桑名の老舗お茶屋「茶茂」の出身。
特に抹茶を使ったかき氷は要チェックです!
しろざけや茂三郎の石取祭の日の行列
しろざけや茂三郎は、石取祭の中心春日神社のすぐ横であることもあり、石取祭開催中はとてもたくさんの人が並びます。
この行列の先の方(左側)にしろざけやの店舗があって、かき氷を買った人たちは店舗前の駐車場スペースで食べることができました。
上の2枚の画像は、2018年の石取祭2日目の夕方の様子。
石取祭の行事進行に合わせてしろざけやに食べにくる人が増減しますので、石取祭の日にしろざけやに行きたいと思っている方は、必ず石取祭の進行を確認しておきましょう。
順当に考えると、土曜日(石取祭1日目)の午前がおすすめ。
祭車の曳き出しが始まって盛り上がる日曜日の夕方頃は1時間以上待つことも普通にありますので、できるだけ春日神社周辺に人がいない時間を見計らっていくといいかなと思います。
しろざけや茂三郎の駐車場
上にも書いたように、店舗前が駐車場となっていますが、7台しか停められません。
そのため、5月から9月は、お隣の春日神社の北門駐車場を臨時駐車場として利用することができます。
ただし看板に書いてある通り、春日神社のご厚意により駐車許可をいただいている形です。
必ず境内でのマナーを守り、先に春日神社へ参拝を済ませてからかき氷を食べに行きましょう。
春日神社で参拝してからしろざけやでかき氷を食べるのは、夏の桑名としては鉄板の流れですね。
しろざけや茂三郎の店内
しろざけや茂三郎の店内には、注文をするカウンターと、イートインスペースがあります。
イートインスペースには、テーブル3つとカウンターテーブルが1つ。
おそらく全部で15名程度座って食べることができますが、当然それ以上のお客さんが入ることもあります。
そのため、注文した人から番号札を受け取って、かき氷が出来上がるのを待ちます。
かき氷は一つずつシャリシャリと気持ちいい音を立てながら作られるので、静かに聞いているのも楽しい。
注文したかき氷ができる頃には、ちょうど食べ終わる人もいて、いい感じに席が回ります。
2019年は注文カウンター上にメインメニューが並んでいて、全かき氷一覧はカウンター上のメニュー表にありました。
しろざけや茂三郎のメニュー
しろざけや茂三郎のかき氷メニューはこちらです。
人気どころだと、
- 抹茶金時クリームミルク 800円
- 黒蜜きなこわらび餅 880円
- ぜんざい白玉氷 780円
- いちごクリームミルク 650円
- 完熟パインオレンジ 880円
などです。
特に、抹茶金時シリーズと、完熟シリーズは激オシ。
これがしろざけや茂三郎の抹茶金時クリームミルクだ!
注文して待つこと10分ほど。
こちらがしろざけや茂三郎イチオシの、抹茶金時クリームミルクです!
黒い器に銀色のスプーン。
その奥にあるふわっとした氷に盛られたたっぷり金時とクリーム。
見ていただいて分かる通り、氷は非常に繊細で、ふわふわ感がたまりません。
小豆は大納言あずきを使用していて、2時間かけてじっくり炊きあげられています。
スプーンですくうと、氷とクリーム、金時がとろけあうように口の中に飛び込んで・・・
これは、うますぎるやろと・・・。
毎年何回うまいと言わされるんだろうと。
あずきが甘さ控えめで、抹茶のみつの味つけは若干甘めの仕上がり。
しかしその中に抹茶の苦みと香りを感じることができて、絶妙。
ふわふわのかき氷を提供するために、氷の温度はやや高めできめ細かいため、溶けるのは早いです。
写真を撮っている間にどんどん溶けていってしまうので、そこが儚い。
でも、溶けた氷もおいしく飲めるのがしろざけやのかき氷。
必ず最後の一滴まで飲み干します。
これがしろざけや茂三郎の黒蜜きなこわらび餅も中毒性高!
娘が頼んだ、黒蜜きなこわらび餅も絶品。
氷のおいしさは言うまでもないですが、黒蜜特有のじーんわりと口の中に広がってくる甘さが中毒性あり!
氷で冷たくなった口を休ませるわらび餅も、モチモチした食感が最高においしい。
もうたまんないですね。
他にも珈琲クリームミルクを頼みましたが、こちらは一転コーヒーの苦みと香りがしっかり効いていて、抹茶金時のイメージが強かった僕には軽く衝撃のおいしさでした。
たまには普段選ばないチョイスをしてみると、いろんな味を楽しめます。
しろざけや茂三郎の完熟シリーズかき氷
今回は完熟パインオレンジがありましたが、そのルックスが素晴らしい!
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甘酸っぱさがあり、すっきりとしたおいしさとのことです。
抹茶が苦手な方は完熟シリーズがうれしいですね!
しろざけや茂三郎のおすすめポイント
- 温度を徹底管理して作るふわふわ食感のかき氷
- お茶のプロが選ぶ抹茶を使用した抹茶金時
- すっきりさわやかなおいしさの完熟シリーズ
しろざけや茂三郎のアクセス・営業時間など
店名 | しろざけや茂三郎 |
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住所 | 三重県桑名市北魚町23 |
TEL | 0594-87-6520 |
営業時間 | 10:00~17:00 7月と8月は10:00~19:00(氷が無くなり次第終了) |
定休日 | 水曜日 ※7月、8月は休まず営業 |
駐車場 | あり。5月から9月は春日神社北門駐車場も利用可 |
その他 | カード不可 |
まとめ
桑名市民の夏の憩いの場所、しろざけや茂三郎でした。
暑い夏は、冷たくておいしいかき氷を食べて、幸せに浸りましょう。