2019年の春、世界初のひつじのショーンのファームガーデンが日本にできました!
ひつじのショーンのファームガーデンはそれ単体で一つの施設ではなく、滋賀県にあるローザンベリー多和田という施設のエリアの一部です。
ローザンベリー多和田自体は前からあるのですが、その中にショーンのファームガーデンができたことで混雑具合が加速。
色々な口コミ情報を見ていると、近い駐車場に停めるには、土日は9時頃には到着するのが無難そうです。
お昼時の園内レストランやフード・ドリンクショップも長い列。
まだまだホットなスポットだけに、遊びに行く場合はしっかりと準備してから向かった方がいいと思います。
ただ、ショーンエリアは常に混雑していますが、カフェ以外は余裕があるので、お昼ご飯をどうするかさえクリアできれば十分楽しめます。
ひつじのショーンエリアへの入場料
ひつじのショーンのファームガーデンへ入場するのに必要な料金は、ローザンベリー多和田の有料エリアへの入場料のみ。
料金区分 | 料金 |
大人(中学生以上) | 1,000円 |
小人(3歳以上) | 500円 |
2歳以下 | 無料 |
ローザンベリー多和田は無料エリアもあるので、入場料を払わなくても一部カフェとショップへは入れます。
ひつじのショーンのエリアは有料エリアの一番奥にあります。
授乳室とおむつ交換台も完備
園内の有料エリアのちょうど真ん中くらいに、トイレの入ったきれいな建物があります。
その建物の中には、
- 授乳室
- おむつの交換台
があります。
他にも計3か所に授乳室、5か所におむつ交換台があり、乳児がいても安心。
ひつじのショーンのあるローザンベリー多和田へのアクセス
ひつじのショーンのファームガーデンがあるローザンベリー多和田へは、自家用車かJR米原駅からのシャトルバスのどちらかがメインになります。
自家用車の場合
自家用車の場合は、下の住所をカーナビに入力すればOK。
住所の下の地図をタップすればローザンベリー多和田の位置を指定した状態でGoogle Mapのアプリを起動できます。
ローザンベリー多和田 | 滋賀県米原市多和田605-10 |
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Google Mapをナビの代わりに使うのも便利。
シャトルバスの場合
シャトルバスは、ローザンベリー多和田とJR米原駅の間を運行しています。
JR米原駅の東出口、ロータリー南側の「アゼリア」で乗車券を購入することができます。
料金が片道500円かかりますので注意。
シャトルバスだけで一人往復1,000円になるので、入園料と合わせると少し考えてしまいますね。
ひつじのショーンエリアの口コミ
TwitterやそのWeb上のサイトなどでひつじのショーンエリアの口コミを見てみました。
その結果、概ね満足されている方がほとんど。
「あのテレビで見ていたショーンたちが実物大でいる!」ということで、かわいい・癒されるといった声が多く見られます。
個人的に気になった、ひつじのショーンエリアの狭さについては、マイナスに捉えている人は意外と少なく、余った時間はイングリッシュガーデンを楽しんだり、ランチを楽しんだりで、ショーンエリア以外のアクティビティを楽しんでいました。
僕個人の意見としては、ショーンの世界の再現度としては高め。
ただ、エリア自体はちょっと小さめなので、リピートしたくなる要素があると嬉しいかな。
せっかくのビッグコンテンツなので、原作を意識したメニューを提供するカフェを作るとか。
でも、子どもはもちろん、子どもと一緒にテレビを見ていた親たちも素直に楽しめる施設だと思います。
駐車場へは9時過ぎには到着しよう
駐車場は、園まで歩いて行けるところに第1駐車場と第2駐車場があります。
そこが満車になると臨時駐車場に回されて、駐車場から園までシャトルバスでの移動となります。
シャトルバスは結構な頻度で往復してくれているのでそれほど不便は感じませんが、近くの第1・第2駐車場に停めるなら9時過ぎ~9時半には到着するように出かけるのがいいと思います。
ひつじのショーンエリアの混雑具合
やはり、2019年3月にできたばかりということと、ひつじのショーンという愛されるコンテンツも相まって、土日は非常に混雑しています。
ただ、そもそも敷地がとても広いので、人が多すぎて身動きが取れない!ということは全然ありません。
ひつじたちのフィギュアとの記念撮影も普通にできます。
人が集中しているのは、ショーンエリアのカフェ、ヒルサイドカフェTearoomです。
レジにも長蛇の列ができていて、店内は人でいっぱい。
場所を取るのにもかなり待たなくてはいけません。
ヒルサイドカフェTearoomの店内の様子
なので、昼ご飯は他のエリアのショップをうまく利用して、ショーンエリアには純粋にショーンたちとのふれあいを楽しみに向かうのがいいですね。
ちなみにヒルサイドカフェTearoomのメニューは、自家製パンのサンドやチョップドサラダ、オリジナルキッシュとバラエティに富んでいます。
魅力的ではありますが、特にショーンをモチーフにしたメニューというわけでもないので、うまく立ち回るといいかなと思います。
お昼は体験型バーベキューの予約がおすすめ!
お昼ご飯は、土日に入園すると悩みどころの一つ。
お昼ご飯を待たずにゆっくり食べたい!という場合は体験型バーベキューを利用が便利です。
その理由は3つ。
- 3日前までの予約で席確保
- 野菜は自分で収穫、食べ放題
- ご飯付き
食べる場所を探して歩き回る必要がないことを考えると、①はとてもおおきなメリット。
さらに、野菜は畑から自分で選んで収穫していただくスタイルです。
しかも食べ放題。
なかなか自分で収穫した野菜をすぐに頂ける機会はないので、お子さんも楽しめる大きなポイント。
ご飯もついてきますので、しっかりと満足感のある食事がいただけます。
席も広めで文句なし。
ショーンのクラフト体験が面白い!
ひつじのショーンが大好き!というママさん、お子さんに一番おすすめしたいのが、ショーンに出てくるキャラクターを手作りするクラフト体験です!
クラフト体験では、下のようなアイテムの中から好きなものを選べます。
アイテム名 | 料金 | 所要時間 |
フェルトのマスコット | 1,100円~ | 約90分 |
フェルトストラップ | 800円 | 約60分 |
羊毛のマグネット | 800円 | 約60分 |
フェルトバッジ | 800円 | 約30分 |
缶バッジ | 800円 | 約10分 |
所要時間が結構長めなので、待ち行列ができ始めるとなかなか動かないので注意。
できれば午前中の早い時間帯に始められるとベスト。
様子をうかがった限りでは、ちょうどお昼ご飯の時間帯12:00~13:00くらいも比較的すいてはいました。
でも、その日がたまたまの可能性もあるので、やはり早い時間を意識するのがベストです。
ということで、今回はフェルトストラップを選びました。
券売機でチケットを買ってスタッフに渡すと、こんな材料がもらえます。
羊毛とフェルト。
そして作業用に用意されるのが、こちらの黒いスポンジ台と、そこにささった針(ニードル)。
さらに、なんと緊急用バンドエイドまで準備してあって、抜かりはありません。
作成手順はいたってシンプル。
羊毛を丸めてニードルで刺す、ただこれだけ。
バンドエイドは、きっとニードルで手を刺してしまう子が過去にいたんでしょうね。
とにかく刺す。
1000回は刺す。
・・・・刺すっ!
そうすると、ただのふわふわの羊毛が、あれよあれよという間にカチカチになっていきます・・!
こうやってフェルトって出来ていくんだなって実感できて、大人でも楽しめちゃいます。
耳はフェルトを型通りに切り抜いて作成。
耳のフェルトの上からニードルを刺すと、ちゃんと頭部分とくっつきます。
この時点ではただの目の無い黒いうさぎ。
頭に白髪を生やしてあげると、白いベレー帽を被った黒いうさぎへ返信。
さらに、命を吹き込むべく、こころ込めて白目を付けてあげると・・・・
ひいいぃぃぃ!!!
軽くホラーなことに。
でもだいじょうぶ。
黒目まで付けると、ちゃんとショーンの顔に!!
やっぱりめちゃくちゃ愛着がわくんです。
どれだけニードルを刺すかで固さが違ってくるし、目の大きさや頭に残った白い羊毛の量なんかでも個性が出ますね。
上の娘は犬のビッツァーを作りましたが、結構な腕前。
世界に一匹しかいない、オリジナルショーンの完成です!
クラフト体験ができる体験工房では、他にも手作りピザ体験などもできます。
しっかり本格的な焼き窯がありまして、自分でトッピングしたピザを持っていって焼いてもらいます。
また、体験工房に併設されているショップでは、下の4種類のフードが売っています。
- マルゲリータピッツァ 1,100円
- 生ハムと季節野菜のピッツァ 1,350円
- フライドポテト 400円
- ポテト&から揚げ 600円
ポテトもボリュームがあるので、席さえ確保できれば、割とリーズナブルな料金でランチを済ませられます。
ひつじのショーンと記念写真!
ひつじのショーンのエリアに入ると、ショーンたちがお出迎え。
入ってすぐのフォトスポットのショーンは、少し人が並んでいましたが、それでも待って5分くらい。
テレビの中だけで見てたショーンが実際にいると、なんか変な感じしますね。
ファームガーデンには、たくさんのショーンの仲間がいます。
たぶん、こいつはツインズの片割れ。
小屋の中にはティミー&ママと、ヘーゼル・・・(たぶん)。
すみません、僕ショーン以外はすべてその他羊で名前がないものだと思っていました。
この記事を書くにあたり、名前あるのかなーって調べたら、
- ショーン
- ティミー&ママ
- シャーリー
- ヘーゼル
- ナッツ
- ツインズ
は名前がついていて、それ以外は「群れの仲間」だそうです。
牧場主は家の中でずーっとコーヒーを飲んでテレビを見ていますが、アニメの中ではいつもショーンたちにボコボコにされるんですよね。
ビッツァーはショーンたちにはめられて、牧場主に怒られたりする損な役回り。
牧場主とビッツァーがいてこそのひつじのショーンなんで、個人的には大好きです。
少し高台に教会を模した建物があって、その中ではひつじのショーンのメイキング映像が流れていました。
ご存知の通り、ひつじのショーンはストップモーションアニメーションで、顔などは粘土で作られています。
1秒間に25コマの映像でできていて、1日かけて約6秒を作り上げるっていう大変な作業ですよね。
普通の映画とは違う制作過程のビデオはなかなか興味深いし、デザイナーの皆さんが好きなキャラクターの紹介なんかもしていて、案外見入ってしまいます。
ひつじのショーンのガーデンファーム自体はそれほど広くないので、1時間もあれば一通り回ることができますね。
その他ローザンベリー多和田の見どころ
有料エリア入ってすぐのところには、バラと宿根草の庭があり、見事なイングリッシュガーデンを楽しむことができます。
スタッフの方が丁寧に作業をされていて、すごく素敵な庭園でした。
また、ひつじのショーンのエリアは有料エリア最奥にあって、少し高い位置にあります。
有料エリア入り口から歩いて行くと約15分弱。
上り坂なので、ベビーカーがあったりすると少し大変かも。
そんな場合はミルキーウェイというSL列車を利用すると、ショーンエリア近くまで連れてってもらえます。
利用区分 | 料金(片道) |
大人 | 500円 |
小人 | 300円 |
3歳以下 | 無料 |
途中、花のトンネルの中を走っていくので、美しい景観を眺めることができます。
ショーンエリアの手前には、本物の生きたひつじと触れ合える、羊のふれあい牧場があります。
お散歩体験やえさやり、羊の郵便屋さんなど、羊と触れ合うイベントがたくさん。
そんなに料金も高くないので、リーズナブルに触れ合うことができます。
そのほかには妖精と暮らす村フェアリーガーデンがあり、小さな妖精たちの住む家にお邪魔することができます。
この画像、一見何でもないバーのように見えますが、実は人間が使うよりも一回りサイズが小さいんです。
入り口もかがまないと入れないくらいの大きさなので、ちょっとワクワク。
あと、フェアリーが住む村では、道の周りの草原にフェアリーがお花の種をまいているそうです。
「フェアリーが悲しみます、道を歩いてください」という看板の注意書きが、なんだかほんわかした気持ちになりました。
最後帰り際に無料エリアのお土産ショップ内で、マヌカハニーソフトクリームをいただきました。
マヌカハニーというはちみつが入っているそうですが、はちみつの味はうっすらと感じる程度で、どちらかというとミルク感の方が強い感じ。
とっても上品な味。
実はこのマヌカハニー、園内にあるワインとオーガニック商品のショップ、ニュージーランドワインショップで試食をすることができます。
試食してみて分かったんですが、マヌカハニー自体がそんなにはちみつの味が強いものではないんですね。
口の中に入れるとじんわりと花の香りとともに甘さが広がっていく感じ。
このマヌカハニーを使っているから、マヌカハニーソフトも甘ったるい感じがしなかったんだと気づきました。
ひつじのショーンの世界を楽しむためのポイント
- 車で土日に行くなら9時前には到着しよう
- 昼ご飯の取り方を決めておこう
- 体験工房のクラフト体験はやみつき!
ローザンベリー多和田のアクセス・営業時間など
施設名 | ローザンベリー多和田 |
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住所 | 滋賀県米原市多和田605-10 |
TEL | 0749-54-2323 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 火曜日(祝日は営業) |
駐車場 | あり |
まとめ
ローザンベリー多和田にできた、ひつじのショーンファームガーデンのアクセスや混み具合、感想などを書いてみました。
ひつじのショーンのことが好きなら、1回は訪れたいスポットとなっています。
ショーンの話がだいぶ盛り上がっていますが、イングリッシュガーデンとしても本当にきれい。
大きなバラの花を見て「きれいだなー」って感じる瞬間って、普段生活しているとあまりないですから。
日常を少しだけ離れて、ローザンベリー多和田に遊びに行ってみましょう!
公式HPはこちらです。