東海以外★お出かけ

葱や平吉|京都の人気店でランチ。待ち時間など。天丼が主役?いえ、葱が主役です。

葱や平吉の唐揚げタルタル定食

2019年のGW10連休に京都に遊びに行ってきました。

その京都旅行のお目当ての一つが、葱や平吉さんのランチです。

 

食べログやその他ブログなど読んでいても、やはり目に付くのははみだし天丼の紹介とフォトジェニックな写真たち。

でも、王道を行くのはあまり好きでないひねくれた僕は、あえて唐揚げタルタル定食のレビューを上げてみます。

 

なぜならここは、天丼屋さんではなく葱やさんだから。

 

基本そんなに葱を必要としない天丼よりも、くどくなりがちなタルタルをどれほどさっぱりといただけるのか、非常に興味津々でした。

 

行列必至の人気店ですが、GW10連休でどれほどの並びだったのかも加えてお伝えしたいと思います。

結論だけ先に書くと、大型連休やたくさんの観光客が見込まれる日は、開店時間の1時間前、10:30くらいから並ぶのを強くおすすめします。

葱や平吉はこんなお店

公式HPを見てみると、脇役だった葱を主役にしたお料理とあります。

特に天丼を前面に出しているわけではなく、あくまで主役は葱。

そう公式HPには書いてあります。

 

僕個人としては、葱は大好物なので胸が高鳴るわけです。

 

お店の裏には高瀬川という小川が流れていて、非常に清涼感あふれる場所にあります。

 

店舗の建物自体は京都の古い町家を利用して作られているので、京都の街並みに溶け込むように違和感なく存在しています。

葱や平吉の入り口

 

大きな暖簾が印象的ですよね。




葱や平吉の待ち時間・行列

今回は、令和元年の超大型連休、GWに訪れました。

元から行列ができることは知っていたので、時間調整を。

 

まずは朝9:00にお店の前を通り、外観と位置をチェック。

さすがに並んでいませんでした。

 

その後、マクドナルドで少しだけ時間をつぶし、トイレ休憩などをしていると10:20に。

もともと「開店1時間前くらいに行っておく?」と話していたのですが、マクドナルドでまったりしていたら10:30が近づいていました。

そんなに焦ることもなく、のんびりとお店に向かうと・・・・

 

 

まじか。

 

 

15人ほど並んでる。

お店の壁には「近隣の住民の方の迷惑にならないように、並ばれる際は配慮お願いします」とありましたが、見る見るうちに驚くほどの行列に成長していきます。

 

11:00時点でおおよそ50人ほど。

お店の裏の高瀬川にかかっている小さな橋の上をずらっと並び、折り返しの位置まで行列は伸びています。

葱や平吉行列

 

さらに、11:15には折り返してからさらに列は伸びていて、ざっと数えて100人は並んでいました。

葱や平吉行列

 

画像のさらに右の方まで列が続いています。

 

葱や平吉さんの席数は50席弱なので、100人並んでいるとしたら、お客さんが丸ごと2回入れ替わらないといけません。

もちろん注文を受けてから天ぷらを揚げたり調理を開始するので、提供までの時間はそんなに短くない。

加えて、やっぱりフォトジェニックなお料理ですから、みなさん料理が来ても写真を撮っていてなかなか食べ始めないんですね。

席についてから、食べ終わって帰るまでに50分とか平気でかかってます。

 

ということで、結論。

GWに開店時間ちょうどにお店にきた人は、待ち時間推定100分程度と思われます。

 

間違っていたらごめんなさい。

でも計算したらそうなりました。

 

僕たちは開店直後に入れたので、待ち時間0。

待ち時間があるかないかの境目が、ちょうど開店の1時間前、10:30に並んでいたかどうかなのです。

 

とは言え、さすがに2019年のGWの行列はやりすぎのようで、通りがかった地元の方も「こんなに並ばなくてもいいのに」と言っていました。

普段どれくらい待つものなのかは、僕は知りません。

 

でも、観光で遠くから来ている人にとっては、別の日に食べる選択肢が取れないですもんね。

なので、並ぶなら10:30くらいから様子を見つつ、列が30人を超える前には並びに加わりましょう。

繁忙期は10:30にはお店の前に行こう。

葱や平吉の店内

店内は非常に落ち着いていて、木のぬくもりを感じられる居心地のいい雰囲気です。

お座敷に座ると、長時間並んでいたこともあってか、妙に静かに落ち着いてしまいます。

葱や平吉座敷

 

周りのお客さんもそんな感じ。

割とゆったりとした席の配置になっているので、お店の中に入ってしまいさえすれば、混雑感は感じられません。




葱や平吉のメニュー

メニューはいろいろなところで紹介されているので、簡単にピックアップして紹介します。

【とろろ膳】

  • 湯葉とろろめし 1,200円
  • 肉吸いとろろめし 2,000円
  • 西京焼きとろろめし 2,000円

【天丼】

  • はみ出し天丼 1,400円
  • 上盛はみ出し天丼 2,000円
  • 得々上天下無双 3,700円

ここでひとつ注意。

どのお客さんも店員さんから説明を受けていましたが、通常のはみ出し天丼はあなごが3分の1にカットされた大きさです。

よく食べログやその他ブログなどで見かける、そびえたつあなごの天丼は、上盛はみ出し天丼です。

上盛はみ出し天丼は値段としては2,000円と相応ですので、注意しておいてください。

 

【定食】

  • 葱や天ぷら定食 1,500円
  • 葱やの唐揚定食 920円
  • 唐揚タルタル定食 920円

他には単品とろろ鉢600円でつけられます。

天丼+単品とろろ鉢で注文されているお客さんも多かったですね。

全体を通して見ると、定食が1,000を切っているので割安です。

お通し代わりに葱が

注文し終えると、すぐに店員さんがお茶と葱を持ってきてくれます。

葱や平吉の葱

 

あたたかいお茶の隣には、大盛の葱が。

葱からはさわやかな香りが感じられます。

 

が、さすがに葱オンリーで食べるのは厳しいので、定食が来るのを待つことに。




葱や平吉の唐揚タルタル定食がこれだ!

待つこと10分ほど。

とうとうやってきた葱や平吉の唐揚タルタル定食がこちらです!

葱や平吉の唐揚げタルタル定食

 

おお、ご飯の量が多い!(笑)

そこに目が引き付けられます。

大盛を頼んだら、予想以上にてんこ盛りのご飯をいただけました。

これはこれで、フォトジェニックと言うか、たくさん食べたい僕個人としてはうれしい誤算。

 

そして、案外控えめな唐揚タルタル。

天丼のインパクトが強めなので、大きな唐揚げが山盛りになっていてタルタルソースが横にたっぷり添えられているのをイメージしていました。

でも、これはもはや、タルタルソースの海の中に沈んだ唐揚げを発掘する定食ですね。

 

思っていたよりもタルタルソースがサラッとしています。

ゆで卵は大きめにざく切りにしてあって、食感がありそう。

 

早速一口いただくと・・・・

葱や平吉唐揚げ

 

おおっ!超ジューシー!

 

口の中に鶏肉のあぶらとタルタルソースがあふれて、飲み込むまでのしばらくの間、体全体が幸せに包まれます。

さらっとしたタルタルソースなので、とてもいい塩梅で唐揚げの味とミックスされます。

 

このタルタルソースと唐揚げって最高じゃないですか・・・。

 

唐揚げはどうやら5つほど入っているようで、この幸せをなんと5回も堪能できます。

 

ですが、正直に言うと、タルタルソースの量が結構あるので、たぶんこれを5回繰り返すと最後の一口はいい思い出で終われない気がする。

 

そこで登場するのが、先ほどからテーブルの隅でスタンバイしていた、主役の葱です。

ビール
ビール
待たせたな、葱よ。

 

この葱をタルタルソースの上にたっぷりかけて・・・。

葱のタルタルソースがけでいただきます。

葱や平吉葱タルタル

 

これが非常にうまい!

 

皆さんの目には僕が撮った葱の写真がどう映ったか分かりませんが、けっこうぱさぱさに見えたんじゃないでしょうか?

僕は実際口に入れるまでは、大衆食堂の取り放題の葱みたいだなと失礼なことを考えていました。

 

でもまったく違う。

 

めっちゃみずみずしい!

 

シャキッと葱を噛むと、じゅわっと葱のうまみが水分とともに出てくる感じで、タルタルソースがドレッシング代わりになって、唐揚げの存在を10秒くらい忘れられるくらいおいしいです。

 

基本はご飯と葱とタルタルソースをループして、たまに好物として残してある唐揚げを、満を持していただくスタンスで食べ進め、完食。

当初の目論見通り、葱の活躍っぷりが半端じゃない唐揚げタルタル定食です。

というか、ものすごく葱がおいしいですよ。

 

葱や平吉のはみ出し天丼(並)はこちら

子どもははみ出し天丼のインパクトに悩殺されて、はみ出し天丼の並を注文していました。

葱や平吉はみ出し天丼

 

あなごの天ぷらが3分の1ということで、ものすごくそびえたっている感じはありません。

少し甘さ抑えめのタレで、上品な天ぷらがいただけます。

 

天ぷらの衣は厚めです。

ここはかなり好みが分かれるかなと感じました。

 

衣が厚いということは、それだけ素材の味よりも揚げ衣の味に印象を持っていかれがちで、なによりおなかにずっしりきます。

食べ応えがあるのは間違いないですが、女性・子どもだと、食べ終わる頃には少し胃のもたつきを感じるかもしれません。

 

食べ盛りの中高生や運動している方なら、ガンガン食べられて満足感は高いと思います。

 

あと、一つだけどうしても個人的に引っかかるのは、これだけおいしい葱がたっぷり用意されているのに、天丼ってうまく合わせられないですよね・・・。

葱をかけても天ぷらですからパラパラと零れ落ちますし、あんまり相性はよくないんじゃないかなと個人的には感じます。

 

それなら、もう一つの看板メニューのとろろを頼んで、葱を絡めていただく方が、葱のおいしさを味わう上ではいいんじゃないかなと思いました。

 

今回は僕が唐揚げタルタルを頼んで、嫁さんと子ども二人ははみ出し天丼(並)を頼みました。

なぜ、とろろ膳を頼まなかったかというと、地元桑名の近くで有名な、自然薯とろろの専門店茶茶があるからです。

茶茶で、かなり高いレベルの自然薯とろろを食べている自分にとって、このお店のとろろ膳で満足できるのか?と自問自答した結果、見送りました。

葱とのコラボレーションがどんな味を楽しませてくれるのか、かなり興味はありますけどね。

またの機会に。




葱や平吉のおすすめポイント

  • みずみずしい葱が食べ放題!
  • タルタルソースと唐揚げの相性が抜群
  • とろろ膳とはみ出し天丼の二大名物

葱や平吉のアクセス・営業時間など

店名葱や平吉 高瀬川店
住所京都府京都市下京区西木屋町通り仏光寺上ル三丁目市之町260-4
TEL075-342-4430
営業時間【ランチ】
11:30-15:00(L.O.14:00)
【ディナー】
18:00-22:00(L.O.21:30)
定休日水曜日
駐車場なし
その他カード可、ランチは予約不可
”京都府京都市下京区西木屋町通り仏光寺上ル三丁目市之町260-4”

まとめ

葱や平吉の唐揚げタルタル定食、おいしかったです。

やっぱりこのお店の主役は葱だと思います、僕は。

 

はみ出し天丼を頼まれるなら、単品とろろ鉢も一緒に頼んで葱をおいしくいただいてみるといいかなと思います。

 

今回の京都旅行で泊まったのは、ENSO ANGOという少し変わったプレミアムビジネスホテルです。

レビューを書いてみましたので、興味がある方はこちらも読んでみてください。

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