最近は、いろんなところで謎解きイベントが行われていて、探すとどんどん面白そうなものが出てきますよね。
その中の一つ、岐阜県各務原市のオアシスパークで行われている、トレジャーストーン探偵団という謎解きイベントに参加してきました。
この謎解きイベントの特徴の一つが、難易度が幅広く選べるということです。
難易度は全部で7段階。
簡単な方からジュニア探偵コース、キッズコース、中学生以上向けのレベル1からレベル5です。
そして、難易度が低いジュニア探偵コースとキッズ探偵コースの2つは、5種類の謎の中から選べます。
つまり、選べる謎解きの種類は、全部で15種類!
このイベントの素晴らしい点は、家族全員が同じ謎に挑戦しなくてもいいということ。
謎解きイベントに複数人で行った時、早く解けた人は次に行きたくてうずうずして、解くのが遅い人はなんか分からないけど焦る。
そんな経験をしたことがある人もいると思います。
協力型ならいいんですけどね。
同じ謎を別々に解くと、よくあるパターンです。
早くできた人が、ほぼ答えみたいなヒントを出したり。
でも、7種類から選べるから、7人全員が別の謎に挑むなんてこともできます。
早く終わった人は別の人の謎解きにヘルプに入ればいいし、自分が解いたことがない謎のヘルプに入るわけだから、また新しく楽しめます。
また、大人向けのレベル2、レベル3、レベル5の謎解きには、スマホアプリのLINEが必要!
LINEがないと謎解きをクリアすることができません。
LINEの画面を見ながらうーんと悩むことも多いので、できればお子さんが参加される場合には、お子さん一人につき一つスマホがあるといいと思います。
レベル1とレベル4はLINEは必要ないので、一緒に行く人たちと持っているスマホの数で挑戦する謎を決めるのがおすすめです。
あと、全体的な感覚としては、問題の量は若干少なめ。
スクラップさんのリアル脱出ゲームのように、がっつり謎解きしたい人には少し物足りないかもしれません。
そして、立地・環境ともに非常にいいのが、今回の謎解きの会場オアシスパーク。
そんなオアシスパークの楽しめるポイントも合わせてご紹介します。
あとは、謎解きのヒントについても少しだけ触れたいと思います。
ネタバレはありませんのでご安心ください。
それでは詳しく紹介していきます。
トレジャーストーン探偵団のヒント
さっそくですがヒントについてです。
とは言っても、ネタバレにつながることは書きません。
謎解きイベントを解くときに一般的に大事な点を書きていきたいと思います。
極力ネタバレにならないように気を付けて書きますが、気になる方はここでそっとブログを閉じることをおすすめします。
今回は家族4人でオアシスパークに入って、2つの謎に挑戦しました。
ひとつは10歳以下向けのキッズ探偵コースの中から「ひみつの扉」をセレクト。
もう一つはレベル★2つの「オニキスで邪気払い」です。
ひみつの扉のヒント
ひとつ目の10歳以下向けの「ひみつの扉」のヒントですが、とにかく指定された場所をくまなくしっかりと見ること!
見落としがあると、答えが分からないばかりか、変な方向にはまってしまって抜けられなくなります。
もし「おかしいな?」と思ったら、指定された場所にもう一度戻ってしっかりとヒントとなるものを探しましょう。
難易度が低い謎解きの特徴としては、ヒントが全部そろうだけで、深く考えなくても答えにたどり着けるところです。
これはどんな謎解きイベントでも、難易度が低ければ同じ傾向。
とにかく、指定された場所をくまなく探すことです。
それともう一つのパターン。
指定される場所自体が問題になっているパターンもあります。
ここに行け!って書いてあって、その場所のヒントが謎解きの冊子に書いてあるパターンですね。
けっこうありがちなのですが、ヒントが分かっても正確な場所が分からないということが。
これの対策としては、会場の詳しい地図を用意すること。
今回の謎解きイベントの会場はオアシスパークなので、オアシスパークの全体図が見られるパンフレットやガイドブックのようなものがあるといいと思います。
インフォメーションなどに置いてあると思うので、謎解きの謎が書かれた冊子とは別に用意してあると全体を見渡せていくべき場所がはっきりします。
ただ、今回の謎解きイベントでは購入した問題冊子に全体地図が入っていました。
キッズ探偵コースでは、この全体地図で十分解決まで進むことができると思います。
そして、難易度の低い謎解きあるあるですが、余分な情報はたいてい不要です。
壁に書いてある怪しげな文字、本当に必要ですか?
渡された謎解きブックの怪しい模様、それって使います?
難易度が低いということは、ストレートに答えにたどり着けるヒントが書いてあるということ。
あまり深く考えずに、ヒントをそのまま素直に受け取りましょう。
それで答えが出ないなら、たぶんヒントの拾い漏れです。
もう一度現場に戻りましょう。
- 謎解き会場の全体を把握しよう。
- ヒント=ほぼ答え。
- 分からなかったら現場に戻れ!
オニキスで邪気払いのヒント
次に、レベル★2の「オニキスで邪気払い」です。
こちらは公式HPに、所要時間90分と書かれています。
大人が挑戦して90分かかるということですね。
そして、トレジャーストーン探偵団の会場となるオアシスパークは、そこまで広くないということ。
以前挑戦した明治村の謎解きでは、会場となる明治村自体が広いため、移動に結構な時間を取られました。
会場が狭いということは、考える時間がメインで90分かかるということです。
ということで、そこそこ難しい謎解きであることが想像できます。
実際難しめでした。
というか、最初の一つ目でやられました。
一つ目から分かりません。
30分が簡単に消えました。
この一つ目の謎は、ノーヒントな割にシンプルな問題だったので、はまってしまったらおしまいです。
ということで、取った行動は・・・
スタッフの人にヒントをもらう!
スタッフの人は当然ですが答えを知っています。
なので、ヒントをくださいというと、割といい具合でヒントを出してくれます。
今回は受付近くでトレジャーストーン探偵団のチラシを配っていたお姉さんにヒントをもらいました。
そのヒントを聞いて反応できたのは、家族4人中僕ひとり。
でも、みんなが答えに気づくまでは、答えは言いません。
もちろんヒントをもらっても分からずに時間がかかりそうなら、スタッフの人はどんどん分かりやすいヒントを出してくれます。
賛否両論あると思いますが、ヒントを聞いて謎解きを楽しむのも全然あり。
だって、時間が限られているし、解けなかったらまたこなきゃいけないし。
答えを教えてもらうわけじゃないので、スタッフのヒントから答えに近づくという楽しみ方はありだと思っています。
特に今回のトレジャーストーン探偵団は、問題冊子に書いてある以上のヒントは0です。
明治村の謎解きとか、名古屋の地下鉄謎解きでは、ヒント用の冊子やWebページがありました。
ヒントなしだと、行き詰ったらどんどん時間が過ぎていきます。
なので、どうしても分からなかったらスタッフにヒントをもらいましょう。
案外スタッフの人とコミュニケーション取るのも楽しいですよ。
そして、次に行くべき場所が問題になっているものもありました。
これは、キッズ探偵コースと同様に、会場全体が把握できる地図があるので、それを参考にしましょう。
あとは、少し高台になっている場所があるので、そこからオアシスパーク全体を見渡してみるのもおすすめ。
何か手掛かりになるものが見られるかもしれません。
ただし、立ち入り禁止のエリアにはくれぐれも入らないように。
そして最後にはまったのが・・・
解答を書くスペースにある、空欄の四角形!
ネタバレでもなんでもないので書きますが、回答を書くスペースの横に何やら怪しい中身が空の正方形があります。
これ、答えが二つ必要という意味ではなくて、クリアした後に受付の人がクリア済みのハンコを押すところです。
答えが足りないの!?と思い焦りましたが、空欄のまま受付の人に見せたら「おめでとうございまーす!」ってハンコをポンと。
青でかくしてある場所に答えが書いてあって、その右の四角がミッションクリアのハンコを押す場所です。
なので、答えが解けたと思ったら、素直に受付に持っていきましょう。
最後の問題の答えは一つです。
※こういう無駄な情報って、いろんな謎解きに参加していると結構敏感になっちゃいます。
- はまったら恥ずかしがらずにスタッフに聞こう。
- 会場全体を広く見渡そう。
- 最後の□は気にするな!!
トレジャーストーン探偵団の所要時間と料金
「ひみつの扉」は、公式では所要時間30分とありますが50分かかりました。
「オニキスで邪気払い」は、公式では所要時間90分、実際は80分でした。
ひみつの扉の方は、1回ヒント拾い忘れてはまってしまったので時間がかかりましたが、だいたい公式の発表通りでした。
謎解きイベントにあまり参加したことがない人は、勝手が分からずもう少し時間がかかるかもしれません。
17:30が解答受付の終了時間ですので、昼過ぎには開始しておきたいところです。
難易度★3つからは、公式でも所要時間?分となっていますので、それなりに覚悟して挑んだ方がいいと思います。
料金は以下の通り。
ミッション名と難易度 | 料金 |
---|---|
ジュニア探偵コースとキッズ探偵コース | 500円 |
美少女の称号アメジスト(難易度★1) | 600円 |
オニキスで邪気払い(難易度★2 要LINE) | 800円 |
翡翠の力を復活せよ(難易度★3 要LINE) | 1,000円 |
ラピスラズリと研究員(難易度★4) | 1,200円 |
水晶の新たな力(難易度★5 要LINE) | 1,500円 |
一番難易度が高い「水晶の新たな力」は1,500円とそれなりのお値段です。
所要時間も?分となっているので、解けた時の解放感は大きいでしょうね!
トレジャーストーン探偵団のLINEについて
LINEってどんな使い方するの?と思う方がおられると思いますので少し触れてみます。
と言っても、今回参加したうちLINEを使ったのは「オニキスで邪気払い」だけですので、その使われ方について。
LINEのトーク機能で答えを受け付けて、正解ならLINE上で次の問題を出すという使い方でした。
これいいですよね。
多くの謎解きイベントでは、次の場所に行ってからはじめて正解かどうかを確認できるパターンがあるので、間違っていたら元の場所に戻らなきゃなんてことも多いです。
LINEで答えを入力して確認できるので、移動時間が発生せず、無駄に歩かされることは少ないです。
ただ、上でも書いたように、LINEがないとまったく先に進めませんので、スマホを持っていない人は素直にLINEがいらない謎を選びましょう。
ちなみに、答えは何度でも入れ放題なので・・・
答えの候補がたくさんある場合は、とりあえず答えを入れてみるなんてこともできちゃいます。
他の難易度の謎解きでLINEがどう使われるのかは分かりません。
あ、もちろんスマホは必需品なので、モバイルバッテリーは忘れずに持参しましょう。
僕は100%充電状態だったのが、終わる頃には20%を切っていました(iPhone6sでバッテリーが劣化しているということもありますけど・・・)
答えが分かっても、スマホが使えず進めないなんてことがないように。
トレジャーストーン探偵団の報酬
トレジャーストーン探偵団では、謎を解くと受付で報酬がもらえます。
キッズ探偵コースのひみつの扉の報酬は、パワーストーンが入ったガチャガチャでした。
こちらが出てきたパワーストーン。
オニキスで邪気払いの報酬は、その謎の名前の通り、オニキスのかけらでした。
とっても小さいかけらですが、頑張って謎を解いてもらった報酬は思い出いっぱいで宝物ですよね。
オアシスパークの施設や混み具合
オアシスパークって皆さん行ったことありますか?
実はとってもいいところです。
特に小学生以下の小さなお子さんがいるご家庭なら、半日から一日は遊び続けることができるんじゃないかなと思います。
授乳室もしっかり完備。
比較したいのは刈谷のハイウェイオアシスですが、僕はオアシスパークの方が好きです。
刈谷ハイウェイオアシスは入場者数の多さが日本の施設のトップ5に入るくらい(数年前の話ですけど)人の出入りが激しい人気スポットですが、オアシスパークは刈谷ハイウェイオアシスよりも小さい子が喜ぶ施設やイベントがとっても多いんです。
今回は2019年のGW10連休のど真ん中に行きました。
確かに人は多めでしたが、休憩所やフードコートなんかは空いているテーブルもちらほら。
駐車場は少し遠い所に停めることになりましたが、施設としては穴場感がありました。
簡単にオアシスパークの施設を紹介します。
観覧車
まず、この手の高速SA併設の施設によくある観覧車。
あんまり乗らないかなーと思いますが、なんかワクワクします。
これはあるだけでOK。
巨大迷路
次に巨大迷路。
小学校低学年くらいの子がワイワイ楽しく遊べるくらいの大きさですね。
明治村にも同じくらいの迷路がありました。
水遊び
オアシスパークには水を使った遊べる施設が多い!
特に、おおって思ったのがこちらの霧の遊び場。
定期的に、結構本格的に霧が出ます。
近くを通るだけでも涼しくて気持ちいい。
他の場所にも水で遊べるところがあって、さすが河川環境楽園(いわゆるオアシスパーク)という名前なだけあります。
もちろん水遊びをすること前提で作られていますので、更衣室も簡単なものですがあります。
しかも子ども専用。
小さなお子さんターゲットなのがすごく分かります。
夏の暑い日なんかでも楽しく遊べますね。
アクア・トトぎふ
そして一番大きな施設は、こちらの世界淡水魚園水族館、アクア・トトぎふ。
また別の記事で書けたら書きたいと思いますが、淡水魚ばかりの大きな水族館です。
たしかできた当時は淡水魚の水族館としては日本最大だったかな?
とにかく珍しさを感じること間違いなしです。
名古屋港水族館含め、鳥羽水族館とかも基本的には海の生物の展示ですからね。
淡水魚の水族館は珍しい。
さらに、このアクア・トトぎふ、イベントがぶっ飛んでて面白いんです。
ちょっとうる覚えですが、「とにかく怖い生物」を集めたイベントなんかをやっていました。
けっこう企画力のある水族館だと思うので、特別イベントは要チェックです!
常設イベントでは、カピバラとのふれあい体験や、アシカショー、さかなへの餌やりなど、やはり小学生以下の子が喜ぶイベント満載です。
お値段は大人1,500円、中高生1,100円、小学生750円。
オアシスパークの休憩所
オアシスパークにはたくさんの食事が取れる建物があります。
これ案外大事な要素で、真夏や真冬に外で遊ぶと、どうしても空調のきいたところで休憩したくなりますよね。
パン屋さんがあったり、カジュアルなレストランがあったり、フードコートがあったり。
しかも中は結構きれいなんです。
なんと、今回行った時には、名古屋で有名なフジヤマ55系列とのスペシャルコラボラーメンがありました。
しかもフジヤマ55からは台湾まぜそば。
それと高山ラーメンが対決するという、完全に異種格闘技戦のようなイベントが、こちらも発想が豊かで面白いなあと僕は思いました。
そのほかにも、屋外に椅子とテーブルが置いてある休憩所もあり、こちらは完全無料で利用できます。
屋台も多く出ています。
そうそう、タップマルシェの屋台が出ていました!
タップマルシェを導入しているお店は、桑名にもありますね。
タップマルシェについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
パパはクラフトビールを買って、青空の元でビールを飲むなんて楽しみ方もあり。
他にも東員マルシェで見かけた屋台も出ていました。
たくさんお店があると、それだけで子どもは大喜び!
昔は屋台や出店が出るのはお祭りくらいなもんだったんですけどね。
オアシスパークのアクセス・営業時間など
施設名 | 河川環境公園 オアシスパーク |
---|---|
住所 | 岐阜県各務原市川島笠田町1564-1 |
TEL | 0586-89-6766 |
営業時間 | 9:30-22:30(日によって異なります) |
定休日 | 不定休。公式HPで確認ください |
駐車場 | あり |
高速道路の東海北陸自動車道の「川島PA」から直接入園できるので、遠方から来られる方はナビに川島PAを入力すればOK。
高速道路から降りることなく入園して遊べます。
まとめ
今回は川島オアシスパークで謎解きイベントに挑戦しました。
やっぱり難易度が豊富なのが好印象。
会場となるオアシスパークの居心地もよくて、とても楽しい時間を過ごすことができました。
高速道路から直接入園できアクセスもいいので、ぜひ遊びに足を運んでみてください!