桑名駅から少し離れた場所にある、和食割烹小料理のお店三彩(みさい)。
桑名のはまぐりをはじめ、桑名で三重の食材を楽しむならここ。
本格和食料理が、比較的リーズナブルな値段で楽しめます。
三彩はこんなお店
三彩は2015年に桑名市の北鍋屋町にオープンした割烹・小料理屋です。
しっかりとした外観は、お高い小料理屋に感じるかもしれません。
しかし、値段はちょっと高級な居酒屋さんくらい。
今回お邪魔したのはディナータイムで、家族4人でしっかりと食べて10000円かかりませんでした。
駐車場は少し停めにくいので注意してください。
場所は桑名駅から歩くと20分とやや遠いところ。
車だとお酒が飲めないし、どのようにお店まで行くのかが悩ましいところです。
三彩の店内
店内に入ると待合場所があり、左手になんと鰹削り器が置いてあります。
この削り器で作られたかつお節で、どんな料理を見せてくれるのかと期待が高まります。
店内にはカウンター席が5席ほどと、テーブルが3つ(計12席)に、個室があります。
それほど席数は多くありませんので、ランチや土日のディナータイムに行かれる方は予約していきましょう。
カウンターに座れば大将とお話を楽しむことができます。
三彩のメニュー
以前にお邪魔したときとだいぶメニューが変わっており、仕入れた食材や季節などによってメニューは随時変わっていきます。
今回は僕がお邪魔した2018年の6月のメニューを載せますが、訪問したときにどんなメニューになっているかは楽しみにしていてください。
今回は桑名のはまぐりを使ったメニューがたくさんありました。
【桑名のはまぐりメニュー】
- はまぐり陶板焼き 880円
- 焼きはまぐり 1000円
- はまぐり酒蒸し 1000円
- はまぐり天麩羅 1000円
- はまぐり釜飯 1480円
- はまぐり赤出汁 480円
- 桑名はまぐりしゃぶしゃぶ 2380円
もちろん刺身にも三重の魚が。
【お刺身】
- 刺身盛り合わせ(普通) 1780円
- 刺身盛り合わせ(大) 2780円
- まぐろ断面造り 1580円
- 南伊勢 真鯛うに巻き 1380円
- 南伊勢 ヒラメ造り 1280円
- 尾鷲 小いさき唐揚げ 680円
- 尾鷲 鰤カマ塩焼き 1480円
- 尾鷲 伊勢海老 2980円~
など。
まぐろ断面造りがものすごく気になります。
定番の酒菜として、一品料理が並んでいます。
こちらも基本は三重の食材を使った料理。
【一品料理】
- 城山やっこ 580円
- 三彩大根サラダ 780円
- 三重豚柔らか煮(みそ煮) 1080円
- 料理屋の胡麻たれ鯛茶漬け 1080円
- 生雲丹と桑名海苔 1000円
- 国産 鶏もも唐揚げ 880円
- 三重牛とキノコの陶板焼き 1580円
- 究極のツナマヨおにぎり 480円
- 大将の握り寿司 3貫780円 5貫1280円
など。
日本酒のラインナップはこちらです。
【日本酒】
- 日本酒三彩の出汁割り 580円
- 日本酒はまぐり出汁割り 680円
- 久波奈 630円(グラス)
- るみこの酒 630円(グラス)
- 立山 630円(グラス)
- 八海山 730円(グラス)
など。
今回は、三重の食材を使用した料理を中心に選びました。
まずはビールと三彩名物城山やっこ!
席に席に着いたら、まずはビールです。
エビスの生ビール、琥珀エビスの生ビール、アサヒ瓶、キリン瓶の中から選べます。
今回は琥珀エビスの生ビールで乾杯。
琥珀エビスの生が置いてある店は、桑名ではあんまり見かけないかも。
そして、三彩の名物としておすすめされている、城山やっこです!
あふれんばかりに堂々と器に盛られたかつお節がインパクト抜群。
豆腐は柔らかめに仕上げてあります。
薬味はネギと、塩。
ただの塩?
いいえ、この塩にもかつお節が入っています。
豆腐にネギとかつお塩とかつお節をかけていただきます。
大豆の香りがふわっと鼻に抜けて、かつお節の旨みと豆腐のまろやかさが口の中で混ざり合います。
これはうまい!
おつまみに最高!
居酒屋では、飲み物が出てきてから料理が運ばれてくるまでの時間を持て余すことが多いです。
しかし、城山やっこはすぐに出てくるしボリュームもあるので、チビチビ食べながらお酒を飲むのがたまらない。
先頭バッターとして、申し分のない名物料理です。
刺身の盛り合わせ
刺身の盛り合わせは、注文してから大将が調理場でさばいてくれます。
今回は普通盛り(1780円)を頼みました。
刺身は全部で5種類。
どの刺身も鮮度がよく、身がプリッとしていてとてもおいしいです。
大葉と一緒にいただく刺身もおいしいですよね。
究極のツナマヨおにぎり
子どもをお酒のある店に連れて行ったときには、おつまみばかりではいけないので必ず最初にご飯ものを一品頼みます。
今回は、名前からして気になる究極のツナマヨおにぎりを注文しました。
居酒屋でご飯ものを頼むと、基本的に出てくるのは後回しにされがちですが、三彩は刺身の盛り合わせと一緒に持ってきてくれました。
子どもがいることを見越してか分かりませんが、こういう配慮はとてもうれしい。
480円で二つ握ってもらえます。
インパクト満点のルックス。
とろろ昆布をおにぎりの周りにまぶしているものは食べたことがありますが、かつお節をこのようにまぶしてあるのは初めてです。
子ども用のおにぎりなので、娘に頭を下げてお願いして、おにぎりを割って中身を見せてもらいました。
う、うまそう。
中にはたっぷりのツナマヨが。
握り方がとてもやさしくふわっふわで、かつお節の香りとツナマヨの濃厚な味に、子どもがかつてないほど大満足。
特にお子さんには超おすすめの一品です。
三彩の大根サラダ
三彩の大根サラダにも、たっぷりのかつお節がまぶしてあります。
下の方に和風味のドレッシングがひいてあり、かつお節の香りといただく野菜も格別。
これが三彩が提供する桑名の焼きはまぐり!
本日のお目当ては桑名の焼きはまぐり(1000円)。
1000円で大きめのはまぐりなら2つ、少し小ぶりのはまぐりなら3つ提供できるとのことだったので、小ぶりなのを3ついただきました。
ふたがされた状態で出てくるはまぐりたち。
貝を開いてみると、なかからぷっくりとよく太ったはまぐりが!
箸で持ち上げてみると、中にたっぷりと貝のエキスがつまっています。
レモンを絞ってかけて、そのまま口の中に入れると・・・
さわやかなレモンの香りとともに濃厚なはまぐりのエキスが口いっぱいに溢れます!
うますぎる!
これこそ桑名の焼きはまぐり。
小ぶりな貝でお願いしてこのインパクトなので、大きめの貝だったらと考えると期待は膨らむばかりです。
また、今回は注文しませんでしたが、はまぐりのしゃぶしゃぶも気になります。
1人前2380円で、はまぐりが10個、野菜、雑炊(か玉子とじ)がついてきます。
はまぐり1個当たりの値段で考えるとかなりお得です。
その他一品料理と日本酒久波奈(くわな)
続いては、尾鷲の小いさき唐揚げ。
骨の唐揚げもついてきて、パリパリと楽しい食感。
こちらもレモンを少しかけていただくと、噛めば噛むほどいさきのおいしさがあふれ出てきます。
今回はお酒も堪能したいということで、日本酒の久波奈(くわな)を注文しました。
きりっと辛口で、三彩の料理にとっても合うんです!
そして、三重豚の柔らか煮(みそ煮)。
「ゆっくり味を入れた豚に自家製じゃがいも餡が合います」とメニューに書かれたこの料理。
箸で簡単に切れてしまうほど、トロトロで柔らかい!
豚の角煮の味噌味といった感じで、この料理も日本酒に合うなあ。
三彩の料理は、本当に日本酒にぴったりです。
もう少し日本酒の種類が選べると、さらに嬉しい。
最後に、生雲丹と桑名海苔。
雲丹の濃厚な味わいと海苔の香り。
たまりません。
これをおつまみに、日本酒の最後の一滴まで飲み干します。
もうおなかいっぱい。
家族全員大満足して家路に着くのでした。
三彩のおすすめポイント
- 県外からきた人にもぜひおすすめしたい桑名の焼きはまぐり
- お酒のおつまみに!名物城山やっこ
- ふんだんに三重の食材を使った数々の料理
- 子どもも大喜びの究極のツナマヨおにぎり
三彩のアクセス・営業時間など
店名 | 三彩(みさい) |
住所 | 三重県桑名市北鍋屋町75 |
TEL | 0594-25-3318 |
営業時間 | 【ランチ】 11:00~14:00 【ディナー】 月~木曜日 17:30~21:30 金~日曜日 17:00~21:30 |
定休日 | 火曜日 |
駐車場 | あり |
その他 | 予約可、カード不可 |
まとめ
三重の食材をふんだんに使った日本料理を食べられる三彩。
特に桑名のはまぐりは身がぷっくりしていてとってもジューシー。
どの料理を頼んでも、ハズレはありません。
ナガシマスパーランドから車で行ける範囲には、三彩以外にもおいしいご飯屋さんがたくさんあります。
こちらの記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください。