桑名の陽だまりの丘にある中華料理の名店、胡同。
ディナータイムに食べに行ったことはあるのですが、なかなか昼間に時間を作ることができず、ランチを食べたことがありませんでした。
満を持して挑んだ胡同のランチ。
特に胡同名物の汁なし担々麺は衝撃的なおいしさでした!
おかわり自由の広東粥、スープ、ご飯もうれしいランチメニューの紹介です。
胡同のランチ
胡同のランチは、大きく分けて6つ。
- 本日ランチ 1,080円
- 胡同ランチ 1,290円
- 担々麺ランチ 980円
- 天津飯ランチ 980円
- ミニ担々麺 480円
- サービスセット 小学校低学年200円/一般500円
まず本日ランチは、下の料理がセットになっています。
- メイン(日替わり)
- 小菜2品
- スープ
- サラダ
- ライス
- 広東粥
- ポット中国茶
- 自家製杏仁豆腐
本日ランチのメインメニューは日替わりになっていて、毎日Twitterでメニュー内容をツイートしてくれています。
僕が食べに行った日のメインは、青菜と豚肉とお持ちの炒めでした。
他には、
- ナスとひき肉の家庭風ピリ辛煮込み
- 玉ねぎともやしとひき肉のカレー春雨
- 麻婆豆腐
- 豆腐とキノコのカレー煮
など、バラエティに富んだ料理がいただけます。
胡同ランチは、本日ランチの内容に点心2種類がついてきます。
担々麺ランチは、
- 汁なし担々麺
- スープ
- サラダ
- ライス
- 広東粥
- ポット中国茶
- 自家製デザート
の構成。
天津飯ランチは
- 天津飯
- スープ
- サラダ
- ポット中国茶
- 自家製デザート
また、サービスセットは、
- ライス
- 広東粥
- スープ
シンプルなセット。
こちらは小学生低学年以下200円、一般500円となっていて、小さなお子様連れの方への配慮。
小さなお子様がいる主婦の方やご夫婦でも、安心してランチを食べに行くことができますね。
さらに、ミニ担々麺は他のセットにプラスするのにちょうどいいサイズの担々麺がいただけます。
担々麺も少し食べてみたい!という方の希望に応えるメニューなので、これはうれしい一品。
胡同ランチの特徴
胡同ランチはAM11:00~PM2:00です。
おさえておきたいポイントは、全てのランチメニューが数量限定であること。
胡同ランチ、本日ランチ、担々麺ランチは各15食ずつ。
天津飯ランチとミニ担々麺は各5色ずつ。
食べたいメニューが売り切れになる前に、早めにお店に到着するのをおすすめします。
胡同のランチの一番大きな特徴は、スープ・ライス・広東粥はセルフサービスで食べ放題となっているところ。
大きなスープジャーにスープと広東粥が入っていて、その横に白米の入った電子ジャーが置かれています。
そしてテーブルには備え付けで電子ケトルが置いてあり、自分たちのペースで中国茶をいただくことができます。
全ての料理が店員さんの手でサーブされると、高級感はありますが少し堅いイメージになりますよね。
でも、こうやって自分で取りに行くスタイルにしてあると、カジュアルな軽さも出ますし、何より好きなタイミングで気を遣うことなく料理を取りにいけます。
胡同ランチのスープと広東粥
僕がお邪魔した時のスープは、大葉入りたまごスープでした。
メイン料理が提供されるまでの間、スープと広東粥をいただくわけですが、このスープがとにかく絶品!
とにかく香りがさわやかで、大葉の上品な香りが鼻を抜けていくと同時に食欲がかき立てられて仕方がありません。
一口スープをいただくと、香りを最大限に生かすためか薄味。
ふんわりたまごのまろやかさと大葉の香りをいただける、非常にヘルシーで美味な一品です。
広東粥もほんのり鶏ガラスープの味がして、こちらもとても食べやすく後味がすっきり。
メインが出てくる前におなかいっぱい食べてしまいそう。
胡同ランチ:本日ランチ
嫁さんは本日ランチ+ミニ担々麺で、僕は担々麺ランチ。
先に提供されたのは本日ランチのセットでした。
見ていただいて分かる通り、野菜・肉・小菜のバランスがとてもいいのが特徴。
割と中華料理って一品一品が味が濃くて、ドーンという感じでデカ盛りされているイメージが強いのですが、胡同のランチはバランスを非常に大切にしているんじゃないかなと思います。
日本式のバランスのいい「和定食」を中華料理で表現した感じ。
たっぷりの青菜がシャキシャキと歯ごたえよく、大きめに切られたシイタケから旨みが溶け出しています。
ヘルシーながらもしっかりと中華料理を味わえる一品。
担々麺ランチ
そして、続いて提供されたのが、お待ちかねの汁なし担々麺。
ディナータイムに行った時には、数量限定で売り切れになっていて食べることができませんでした。
満を持して登場した汁なし担々麺がこちら!
ビジュアルで特に目を引かれたのが、ピカピカと光る中太ストレート麺。
スープは麺の下に隠れてしまうように引いてあって、まずは麺をほぐします。
つけ麺の要領でスープを麺につけて一口いただくと・・・
なんだこの麺は!
コシが強くて、モッチモチ!!
まるでつけ麺専門店のひや盛りのような弾力。
小麦の香りがしっかりと感じられて、口の中でプツプツと麺が弾けます。
こいつはうまいぞ・・・。
担々麺ということで辛さが気になるところですが、下に引いてあるスープはもちろん辛め。
でも、上に乗っている肉みそが、甘めの味つけなんです。
だから、肉みそとスープと麺を絡めていただくと、複雑な味が口の中で広がって、
「これ一杯で足りるのか?ミニ担々麺も追加か??」
と思ってしまうくらいに、絶妙なバランスで担々麺のおいしさを作り上げています。
他のお店の担々麺をイメージしていると、いい意味で裏切られる至高の一品。
肉みそをよく見てみると、ねぎも一緒に炒められているのが分かり、上に散らした青ネギと、肉みそに入っている炒めたネギが、別々の角度からネギの香りを演出してくれます。
素晴らしいの一言。
胡同の中華料理は元々がものすごくレベルの高いものなのですが、汁なし担々麺を食べてその認識は揺るがないものになりました。
口の中が辛さで痺れてきたなと思ったら、ライスを追加。
気づいたら食べきってしまっていました。
正直、下手なラーメン専門店に行くよりも全然おいしい麺をいただけます。
ちなみに、ミニ担々麺はこのサイズ。
サイズが小さくなっただけで、麺やスープ・肉みそに変わりはありません。
栄養のバランスや食後感を考えても、なかなかこのレベルのランチを出せるところは少ないんじゃないかなと思います。
最後はポット中国茶でしめて、満足感に包まれて店を出ることができますよ。
胡同の接客も素晴らしい
胡同は店主さん夫妻が二人で回しているので、基本接客は奥さんがしてくれます。
たくさんのお客さんがいる中で、注文を受けたり、料理を提供したり、レジを打ったりでとても大変なのですが、いつもテキパキ動いていて、気遣いも忘れずにしてくれる、すごく気持ちのいい接客です。
接客が原因で嫌な思いをしたり、マイナスなポイントと感じることはほとんどないんじゃないかなと。
前の記事でも書いたように、店内の内装はスタイリッシュでシンプルですので、誰でも連れていけるし、デートや両親へのディナープレゼントなど、いろいろな用途で幅広く使えるお店だと思います。
ディナータイムのメニューについて
前回の記事ではディナータイムのアラカルトが非常においしかったとご紹介しましたが、2019年6月の時点のディナータイムはセットメニュータイプになっているようです。
たくさんのメニューから選ぶ楽しさは若干減りましたが、セットメニューは1300円程度なのでリーズナブルに楽しめるようになりました。
夜にもミニ担々麺や天津飯などは単品でありますので、気軽においしい夕飯を食べに行けるお店に方向転換ですね。
胡同ランチのおすすめポイント
- 絶品の広東粥とスープがセルフで好きな量をいただける。
- 汁なし担々麺の麺のコシ!
- バランスの取れたセットメニュー
胡同のアクセス・営業時間など
店名 | チャイニーズテーブル胡同(フートン) |
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住所 | 三重県桑名市陽だまりの丘8-1109 |
TEL | 0594-87-6667 |
営業時間 | 11:00~14:00 17:30~21:30(ラストオーダー20:30) |
定休日 | 不定休(第2火曜日) |
駐車場 | あり |
その他 | 予約可 |
まとめ
胡同のランチは人気で、各セットメニューも出せる数が決まっているので、できるだけオープン直後に行くのがおすすめです。
絶品の汁なし担々麺は、ぜひ一度味わってみてほしいおいしさです!