桑名の陽だまりの丘にある、中華料理のお店胡同(フートン)。
桑名市の住宅街の中でいただける、本格的な中華料理。
長年連れ添った奥さん・旦那さん、いつも大切にしてくれる両親、ちょっとした記念日を迎えた彼氏・彼女など、大切な人と大事な時間を過ごしたい。
そんな素敵な食事の時間を過ごすのにおすすめのフートンをご紹介します。
ランチの様子が知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
夜の営業時間はラストオーダー19:30
夜の営業時間は17:30から21:00までで、ラストオーダーが19:30です。
かなり早めにラストオーダーが来ますので、ディナータイムに行かれる場合は、時間に余裕を持って行ってください。
19:30のラストオーダーの後も、ドリンクとご飯は注文することができました。
胡同(フートン)はこんなお店
フートンは、もともとはいなべ市にあったようで、桑名市の陽だまりの丘に移ってきたのは6年前。
陽だまりの丘の住宅街に溶け込むようなお店の佇まいです。
下の画像の看板を目印にお店を探してみてください。
フートンはランチが人気で、特に汁無し担々麺が絶品のようです。
僕がお邪魔したのはディナータイムのラストオーダー間際だったのですが、汁無し坦々麺は売り切れになっていました。
坦々麺を目当てに行かれる方は、ランチタイムに行きましょう。
ちなみに、胡同の意味が気になったので調べてみると、主に中華人民共和国の首都北京市の旧城内を中心に点在する細い路地のことだそうです。
店名に込められている思いがありそうなので、今度お邪魔したときに、店内が忙しそうじゃなければ聞いてみたいと思います。
胡同(フートン)の店内
シンプルで清潔感があり、とても落ち着ける店内です。
各テーブルに備え付けの電子ケトルがあり、中国茶をいつでもあたたかくいただけるようになっているみたい。
店内の雰囲気って、料理の味さえも左右しかねない重要な要素だと思っていますが、フートンの店内は、料理をよりおいしく感じさせてくれる空間となっています。
ランチタイムは混むことが多いようですので、ゆったりした時間を過ごしたいなら、ディナータイムがおすすめ。
胡同(フートン)のメニュー
今回はディナータイムのメニューの一部をご紹介します。
ランチタイムは別メニューになりますので、別の機会にご紹介させていただきたいと思います。
結構面白いのが、メニューに載っている料理の説明文。
そのまま全てブログに引用させていただきたいほど、料理の特徴が細かく分かりやすい文章で書かれています。
今回注文した料理の説明文だけ、料理と一緒に簡単に紹介させていただきますね。
よだれ鶏
名前が面白い、よだれ鶏です。
政治家だった沫若という方が、自著の中で「少年時代、故郷の四川で食べた白くて柔らかい肉と赤い辣油、たくさんの花椒で食べると口が痺れて、今思い出しても思わずよだれ(口水)が出てくる」と言っていたそうです。
そんなわけで、辣油と花椒で辛めに仕上げられたよだれ鶏ですが、しっかりと冷やしてあって、一口食べると口の中がピリピリしてめちゃ美味しい。
これ、温かい料理だと、また辛さの感じ方が違うんですよね。
娘(小学生高学年)たちも、辛い辛いと言いながらも箸が止まりませんでした。
たしかに子どもには少し辛めかもしれませんが、それでも食べ続けられるというところがこの料理の魅力ですし、もちろん大人のお酒のおつまみとしても最高。
嫁さんは一緒に注文した紹興酒が止まりません。
よだれ鶏という料理の名前の通り、今思い出してもよだれが出てくるおいしさです。
切干し大根入り台湾ふかふか玉子焼き
上の娘がどうしても食べてみたいとのリクエストだったので注文。
メニューには「ふかふかたまごの中に、コリコリとした切り干し大根が入りました。台湾家庭の味」とあります。
切干し大根入り台湾ふかふかの玉子焼きです。
中に入っている切り干し大根が食感にアクセントを加えてくれます。
卵の味をしっかり感じられるやさしめの味付けですが、これによだれ鶏のソースをつけて食べてみると、最高。
チヂミを辛いタレにつけて食べると味わいが変わって2度楽しめますが、それと似たような感じで、2つめの味を楽しむことができました。
油淋鶏 鶏肉のからあげ香味ソース
「国産とりもも肉をカリッとジューシーに、さっぱり薬味ソースで」
みんな大好き油淋鶏(ユーリンチー)です。
フートンの油淋鶏の特徴は、カリッカリに揚げられた皮のおいしさと、薬味ソース。
皮がカリカリになるまで揚げられているので、ものすごく歯ざわりがいい。
そして上に乗っている薬味ソースは、パクチー入りで超さわやか。
実は、僕も嫁さんもパクチーは苦手なのですが、フートンの油淋鶏薬味ソースはとっても美味しい!とびっくりしました。
パクチー苦手な方もチャレンジしてみる価値のある一品です。
あつあつ四川マーボードウフ鍋
「花椒の痺れ「麻」、唐辛子の辛さ「辣」、四川麻辣味の代表料理。陳という名のあばた面(麻子)おかみさん(婆)、陳麻婆が作った豆腐料理が陳麻婆豆腐」
あつあつ四川マーボードウフ鍋です。
見た目とは裏腹に、口に入れた瞬間の辛さはそこまで激しくない。
でも、一呼吸おいて口の中に広がる花椒の痺れ!
これはクセになる!
子どもは辛そうな見た目にびびっていましたが、食べさせてみたらおかわりの連続。
辛さが苦手な娘たちが喜んで食べていることが、この麻婆豆腐のおいしさを物語っています。
ご飯が200円で注文できますので、ご飯と一緒に食べるのもよし、おつまみとしてちびちび食べながら紹興酒を楽しむのもよし、まさにオールマイティな万人受けする麻婆豆腐です。
雪菜と豚ひき肉の上海ヌードル
シメはこちら。
雪菜と豚ひき肉の上海ヌードルです。
メニューには「雪菜(からし菜の漬け物)と豚ひき肉の炒め物は定番家庭料理。あっさりとしたスープからカプサイシンがじんわりと体を温めてくれます」とあります。
キリっと冷やされたコシのある麺の上に、雪菜とひき肉の炒め物、ナッツがたくさんかかっています。
こちらを豪快に下から混ぜていただきます。
ナッツの香ばしさと、麺のコシ、少しピリ辛に味付けされたソースと雪菜と豚の炒め物が混ぜ合わさって、シメにもってこいの満足度の高い一品!
冷たくて辛い料理って、とても上品な辛さに感じるから大好きです。
胡同(フートン)が特別な時間を過ごせると感じる理由
フートンは、おしゃれで清潔感のある空間に加えて、どこかアットホームな感じがするお店です。
居心地のよさに加えて、出てくる料理がとても美味しい本格中華なので、スペシャリティを感じられる時間と食事が楽しめます。
僕がお邪魔して真っ先に思ったのは、「いつもお世話になってる義両親を招待したいな」ということでした。
桑名の住宅街の中心部で、まさかこんなに素敵なお店に出会うとは。
みなさんも、大切な人を招待して、ゆったりとした時間を過ごしてみてください。
胡同(フートン)のおすすめポイント
- 辛さとうまさが織り交ざった本格中華
- 大切な人を招待したくなる素敵空間
- ご飯と合わせて食べたい!アツアツ四川麻婆豆腐
胡同(フートン)のアクセス・営業時間など
店名 | チャイニーズテーブル胡同(フートン) |
住所 | 三重県桑名市陽だまりの丘 |
TEL | 0594-87-6667 |
営業時間 | 11:00~14:00 17:30~21:00(ラストオーダー19:30) |
定休日 | 不定休で第2・第3火曜日 |
駐車場 | あり |
その他 | 予約可 |
まとめ
胡同(フートン)は、陽だまりの丘の住宅街に溶け込んだ、本格中華料理をいただけるお店です。
特に夜のフートンは、大切な人と過ごしたくなる特別な時間を提供してくれます。
また、昼のランチも大人気で、特に汁なし担々麺がおいしいようですので、次回はランチを食べに行きたいと思います!
フートンは、毎日Twitterでランチの内容をツイートしてくれていますので、ぜひフォローしてチェックしてみてください。