地下迷宮に眠る謎|ナゾトキ街歩きゲームin名古屋に5月に参加しました。
少し前の話になりますが、参加した感想と、ネタバレや答えに関して考えたことを書いてみたいと思います。
この地下迷宮に眠る謎、かなりの良イベントです。
かなり好評のようで、開催期間が2018年7月31日までだったのが、9月2日まで延長されました!
夏休みいっぱい楽しめます。
地下迷宮に眠る謎は謎解きのミスが大幅な時間のロスに
スクラップさんが開催する謎解きイベントは、定期的に全国各地で開催されています。
僕も小学生の娘2人を引き連れて、コナンのリアル脱出ゲームに参加したことがあります。
その時と比べての感想になりますが、地下迷宮に眠る謎で一番大きいのはここ。
謎解きに間違えると、大幅に時間をロスする。
これにつきます。
地下迷宮に眠る謎は、謎を解く⇒目的地と思われる駅に向かうの繰り返し。
そのため謎解きに失敗すると、全く見当違いの駅に飛ばされるのです。
コナンのリアル脱出ゲームをはじめとするその他のイベントは、ホールなどの限られた空間の中で謎解きを楽しむものになっています。
謎解きを間違えたとしても、ゲーム時間を少しロスするだけ。
そして、ロスした時間が積み重なれば、最終目的である脱出の失敗となります。
地下迷宮に眠る謎は、名古屋市の地下鉄で行ける駅すべてがイベントエリアなので、謎解きを間違えて見当違いの駅に向かうと、数十分単位で時間をロスします。
そのため、リアル脱出ゲームとは少し違った緊張感が出てくるんですね。
答えを間違えると見当違いの駅に行くことに。でもそれがいい緊張感。
地下迷宮に眠る謎とその他の謎解きイベントとの違い
地下迷宮に眠る謎と、リアル脱出ゲームなどのその他謎解きイベントとの違いは、ゲームエリアだけではありません。
もう一つ大きな違いがあります。
それは、地下迷宮に眠る謎の公演時間(ゲーム時間)は、ほぼ無限であること。
リアル脱出ゲームは、謎解きの制限時間が決められています。
例えば、今開催されているコナンとのコラボイベント「公安最終試験からの脱出」では、60分という制限時間が設定されています。
これに対して、地下迷宮に眠る謎は制限時間なし。
もっと言えば、その日のうちにクリアできなくても、最悪9月2日までにクリアできればいいのです。
リアル脱出ゲームは、限られた時間の中で謎解きをする思考の瞬発力が必要。
地下迷宮に眠る謎は、じっくりと時間をかけて謎と向き合い、間違えないように最後まで詰める思考が必要。
求められる頭の回転が違うわけです。
- リアル脱出ゲーム:思考の瞬発力が必要。
- 地下迷宮に眠る謎:間違えないように謎を突き詰める思考が必要。
このため、はじめて小学生などのお子さんと参加されるのは、地下迷宮に眠る謎がおすすめ。
スクラップさんの謎解きは、はっきり言って大人も夢中になります。
そのあたりの謎の作り方が、控えめに言って抜群にうまい。
「子どもを謎解きイベントに連れてってやるか」という気持ちでいたパパやママが、謎解きが始まるなり豹変して謎解きに没頭することもよくあります。
そうなると、子どもの意見を冷静に聞けなくなって、実は子どもは楽しくなかったなんてことにもなりかねません。
制限時間がかなりギリギリに設定されているリアル脱出ゲームは、この傾向が強いと思います。
それに対して地下迷宮に眠る謎は、マイペース。
子どもが時間をかけて謎を解いているのも、ほほえましく見ていられます。
とはいえ、地下迷宮に眠る謎の問題の中には「この謎は〇〇分で解かなければいけない」という状況を作り出しているものも。
時間制限に間に合わなくても、最終的な目的が達成できなくなることはありませんけど。
そのあたりのケアも上手にできています。
地下迷宮に眠る謎の欠点・ネタバレについて
これは他の方の感想を読んでいても書いてありますが、地下迷宮に眠る謎の欠点は、参加者が一目で分かることです。
画像のようなピンクのクリアフォルダを持って地下鉄内を移動しますので、一発でイベントに参加している人が分かります。
これの何が欠点なのかというと、人の移動する方向で答えがばれてしまうのです。
謎を解く⇒次の目的地の駅に向かうの繰り返しなので、他の参加者と違う方向に向かったり、違うホームに行った時点で自分が間違っていることが分かります。
僕が参加したのは休日でしたが、人の動きで完全に答えが分かってしまうことがありました。
これはイベントの性質上、どうしようもないですね。
ただ、次に書く「一つだけ間違えた謎」を含め、人の動きだけでは答えが分からない謎もあります。
なので「イベントを純粋に楽しめなくなるんじゃないか」と思う必要はありません。
一つだけ間違えた謎
正直、地下迷宮に眠る謎の問題のレベルは、リアル脱出ゲームと比べるとそれほど高くありません。
小学生高学年のお子さんなら、時間かければ正解にたどり着けるレベルです。
でも、僕たち家族が豪快に間違えた謎が一つだけあります。
豪快に間違えた結果、全く見当違いの駅に飛ばされて30分ほど歩き回りました。
Twitterなどを見ても、この謎が難しいという意見が多く上がっています。
たぶん、参加した人は「今まで簡単だったのに、これだけ異常に難しくない?」と感じるんじゃないかな。
僕たちは残念ながら公式のヒントを見てしまいました。
公式のヒントはほぼ答えなので、敗北感が半端ないです。
この謎を間違えずに解くポイントは、リアル脱出ゲームなど他のイベントから学ぶことができます。
地下迷宮に眠る謎の問題を解くコツは「使えるものはすべて使え!」
今回のイベントに参加して、答えを導き出すためのコツについて考えてみました。
リアル脱出ゲーム・地下迷宮に眠る謎を含め、スクラップのイベントで謎を解くカギは、必ず渡された配布物の中にあります。
謎を作りこんであるのが配布物なので、配布物以外から答えが見つかるわけがないのですけど。
その基本を頭において、渡されたものを隅々まで確認してみることが大切です。
必ず答えにつながるものがあります。
もう一つ、既成概念を覆すような感覚も必要です。
普通こんなことしないよなという概念は取っ払って、目の前の謎に向き合うことが重要。
ネタバレになるといけないのでこれ以上は書きませんが、ぜひ公式ヒントは見ずにクリアしてみてください!
- もらったものを隅々まで確認しよう
- 既成概念を覆すような感覚を持とう
「答えはこんな感じだと思うんだけど、どうだろう」と思う場合は、たいてい正解ではありません。
スクラップの作る謎は、解けた時にすっきりする明確な答えが存在します。
間違えると、違う駅に向かうはめになりますので、納得してから先に進んでくださいね。
最後の謎を一瞬で解いたのは小学生の娘だった
クライマックスとなる最後の謎を解いたのは、小学6年生の娘でした。
最後の謎を見た瞬間「あ、これだ!」と叫んで答えを教えてくれました。
正解にたどり着くのが早い。
ゴール付近には、もちろんイベント参加者がたくさん集まってくるのですが、みんな首をひねりながら考えていました。
小学生でもひらめき次第で一瞬で答えが出せるのが、このイベントの素晴らしいところ。
この気持ちよさ、ぜひ参加して味わっていただきたいです。
家族で楽しく謎解きをした後は、大人はビール・子どもはジュースで乾杯が最高!
案外歩く距離がありますが、帰宅した後に足を冷やすのが、とても気持ちよくて癖になります。
まとめ
夏休みいっぱいまで開催期間が延長された本イベント。
時間制限があって、最終目的が達成できないことがあるリアル脱出ゲームとは毛色が違います。
最悪公式ヒントを見れば、答えまでたどり着くことができます。
スクラップの作る謎は、解けた時の爽快感が半端ない。
ネタバレ記事があるか探したことはありませんが、ぜひネタバレ記事を読まずに参加して、解けた時の感動を味わってみてください!
公式HPはこちらです。
⇒要チェック!:「地下迷宮に眠る謎公式HP」
最後に、熱中症だけにはくれぐれも気をつけてくださいね。
いくら地下鉄で移動と言っても、謎を解くときは駅の外に出ますし、熱中症対策は忘れずに。